一つテンヤというと、竿を上げて下ろす、いわゆるシャクリが一般的ですが、それとはまったく対照的な、ある意味究極ともいえる誘い方が“ただ巻き”。
「巻きテンヤ」とも言いますが、本当にただ巻くだけなので、はじめての人はもちろん、誰でもできます。そのうえ、これしか食わないぐらいにばっちりハマるときもあって、そんなときは超強力な釣り方になります。
使用タックル
使用タックル
ロッド:シマノ 炎月 一つテンヤマダイ SS パワースペック B225H
リール:シマノ スティーレSS 151HG
ライン:よつあみXBRAID OMNIUM X8オムニ1号 200m+リーダーフロロ3.5号
→ベイトタックルの詳細は「ベイトテンヤのおすすめタックルは? 一つテンヤ真鯛【2025年】」もあわせてどうぞ。
巻きテンヤとタイラバの違い
ぼくのホームグラウンドの東京湾では、エビタイの乗り合い船でタイラバもできます。で、最近はタイラバのほうが釣れるということで、エビタイをやる人はめっきり減ってしまいました。
でも、ぼくはタイラバがそんなに有利だとも思わないんですよね。確かに小さい魚はタイラバのほうがよく釣れます。特に600~700gぐらいまでは明らかに差が出ます。餌のサイズの問題なんでしょうかね。タイラバのシルエットは小さいからなあ。けれど、1キロ級を超えるようなサイズになれば基本的に差はないと感じています。
加えて、エビタイならボトム付近をしつこく探ったりもできるので、タイラバより対応できるパターンは多いはず。ジグで釣れるようなときにも一つテンヤで釣れますし。要は、小さい魚をスルーできればいいんですよ。鬼アワセできるのも快感だし!
まあ釣り方からして、タイラバのほうがタナが広く探れるという意見があるのはわかりますが、それを解決するのが巻きテンヤです。実際、タイラバで食う時は巻きでもよく釣れます。スイミングテンヤといってもいいのかな。バスやる人ならスローロール? なんでもいいけど。
アワセのタイミングと見極め方
でもって、巻きテンヤで悩むのがいつ合わせるかです。タイラバと違って、エビタイは基本的にアワセが必要なのに、アタリ方はタイラバと同じですぐに食い込まないときもけっこうあります。その自分なりの対応とアタリ方の違いによる見極めを動画で紹介してみました。
ただし、動画で触れなかったことがひとつありまして、巻きテンヤの場合は、孫バリをなるべく尾羽根よりにつけるようにしています。動画の3:25あたりで紹介しているように、巻きテンヤの場合は尾羽根側から食うことがわりとあるためです。ということは、頭がしっかり残るので、マダイもあきらめにくいわけでして。
とはいうものの、動画の視聴回数を見ると、一つテンヤってやっぱりマイノリティなんですよねえ。釣れるのになあ。面白いのになあ。もったいないなあ。
まとめ
巻きテンヤ(スイミングテンヤ)のポイントをまとめます。
- ただ巻くだけでOK。はじめての人でもすぐできる。
- タイラバが効くパターンではほぼ巻きテンヤも効く。タイラバより底付近をしつこく探れる分、対応パターンは広い。
- アタリはタイラバ的にすぐ食い込まないことも多い。「乗った」と感じたら少し待ってから鬼アワセ。
- ガガガ・ゴツンとした振動系は見送り、コクッコクッと段をつけて引く感触が出たら本アタリの可能性大。
- 孫バリはなるべく尾羽根側に刺す。巻きテンヤは尾側から食うことが多いため、掛かりがよくなる。
タイラバに押されて一つテンヤをやる人は減っていますが、ハマったときの破壊力は格別です。ぜひ試してみてください。


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